2008年11月13日木曜日

公民権運動

1776 独立宣言
1861-65 南北戦争
1863 奴隷解放宣言(リンカーン大統領)
1868 黒人の市民権承認(14条)
1870 黒人の選挙権承認(15条)
ローザ・パークス(1913.2.4-2005.10.24)1955年、公営バス運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、人種隔離法違反で逮捕。これを契機にモンゴメリー・バス・ボイコット事件勃発。アフリカ系アメリカ人(黒人)による公民権運動の導火線となった。米国公民権運動活動家、裁縫労働者、公民権運動の母。
反戦(ベトナム戦争)
1965-73→ベトナム反戦運動、
「戦争を無視するわけにはいかない」
「We shall overcome」
「正義への気づき」
「耳を傾ける」
「I have a Dream」
1960年代黒人の運動が拡大(←→人種隔離の徹底)
バーミングハム→ボーミングハム(爆弾の町)
「非暴力による抵抗」
「正義を勝ち取るには正義の行動によらねばならない」
公民権法(J.F.ケネディ)1963→団結の歌(We shall overcome)8.28
1963.11ケネディ大統領暗殺
1963-69ジョンソン大統領
1964.7.2公民権法[Civil Rights Act]の成立民主主義の枠組みの中で革命的なことができた。
[差別と貧困]
1968.4.4キング牧師暗殺(白人の凶弾に倒れる) 

2008年11月9日日曜日

「オバマの戦い」の始まり

 誰の責任といえない全人類的な行動の集積として生成された「行き詰まり」のイメージが20世紀の終わりから21世紀の初めにかけて世界に蔓延しその閉塞感は人間本来の自由な意思に対して抑圧と空虚と見通しの利かない不安を与え続けてきたのである。その中心的な役割を果たしてきたのは世界(なかんずく覇権を握ってきた国々)のリーダーシップを執ってきた為政者たちであった。 その言葉の力はアメリカ全土に響き人々を納得させ大きな期待を寄せているのであるが、理想の言葉を実現できてその正義は証明されるのである。合衆国としてのアメリカの抱える問題は世界の抱える問題を凝縮した形でもあり人種や宗教の問題を超克してどう融和できるか、そのロマン溢れる理想をぜひとも達成して頂きたいところだ。 世界同時株安から世界恐慌と言える金融危機・経済的な危機を招いた責任は誰にあるのだろうか。個人・国家の区別なく「金儲け」肯定論者たちのなりふりかまわぬ錬金術により犠牲となったのは誰だったのか。この歴史の刻印を忘れてはならない。 「利害の調整機関としての政治」に平等観・公平観、平和観、人間観、特に精神的な中立性(選択された理性)によって世界をどう牽引していくのか。次期大統領の手腕に期待したい。かのリンカーンのごとき理想やかの哲人のような理想を現実に変革できるのは強靭な意志と死を賭してさえ民主主義・平和・平等のために戦うこころである。